どうも忙しくて参ってる。ここの記事も全然書けていない。
「楽器フェア」のレポートを書くとどこかで宣言してしまったような気もする。
突発性難聴についても経過をまとめておくべきだろうか(おかげさまで完治しました)。
さて。このところハマっているのが、Google Desktopである。
最初はnamazuのようなローカル検索エンジンだろうと思っていた。namazuよりも簡単にインストールできて、高速に検索できるのがよい。検索結果についてはなんとも言い難い部分があるが。
というのは、インデックスを作るのにかなりの時間が必要で(数十GBのHDDをさらうのに一週間前後はかかるようだ)、検索はインデックスに対して行われるから、検索結果がHDDに残っているとは限らないのだ。このあたりに一昔前のGoogleのような使い勝手を感じる。とはいえ、勝手にブラウザのキャッシュをさらってくれるなど、実用性は抜群と言える。
でもわたしが注目しているのはそこではなくて、バージョン2からついたサイドバーだ。
簡単に言えばデスクトップの一部を占領して様々な情報を表示するアクセサリなのだが、これがものすごく良くできているのである。
「ウェブ クリップ」はシンプルなRSSリーダーで、ブラウザのキャッシュから適当なRSSを拾い出して勝手に登録し、自動的に巡回して更新があったことを知らせてくれる。記事アイテムはタイトルとサイト名、更新時刻で表示され、ダブルクリックすればブラウザで表示できるし、シングルクリックすれば小さなウィンドウがスライド表示されて概要を読むことができる。
Googleニュースと連動して上記のような使い勝手を提供してくれるのが「ニュース」だ。「ウェブ クリップ」との差は微妙で、似たような記事が出てくることも多い。
「メール」はGMailやoutlookの新着メール表示機能で、わたしはGMailと組み合わせて使っているのだが、最新のメールをMUAを使うことなく読むことができるのは感動的だ。使い方は「ウェブ クリップ」などと共通で、同じウィジェットをうまく利用しているのがわかる。
プラグインSDKが公開されており、機能拡張を行うことも可能だ。
どこに惚れたかと言うと、「最新の情報にすぐにアクセスできる」便利さだ。これは大昔マイクロソフトなどが「プッシュ」と言っていたものの焼き直しなのだが、基盤技術としてのRSSがそれにより汎用性を持たせている。Googleのパーソナライズ技術により、自分好みの情報がすぐに表示されるというのもうれしい。もちろん、ノイズもあるけど。
プラグインSDKのドキュメントを斜め読みした限りでは、これらはCOMのサーバ/クライアントとして実装されているようだ。なので、プラグインはCOMをサポートしたあらゆる言語で作成が可能だ。Konfabulatorなどの同種のデスクトップアクセサリマネージャがインタプリタとして実装されているのと比較し、いかにもGoogleらしいしっかりした作りだ。JavaScriptで実装することもでき、Konfabulatorなどと比べて敷居が高いということもない。ハッキング魂をくすぐるシステムである。
残念なのは、Konfabulatorのようなcoolさや、ZMemoのような「萌え」要素がまったくない、という点だ。シンプルで扱いやすいインターフェイスと、GoogleらしいWebクロール技術による基本性能の高さがウリなんだろうが、「見た目」を気にするユーザーの心を捉えられるだろうか。
投稿者 shig : 2005年12月20日 02:25 | トラックバック