2005年10月23日

DNT-888L

DNT-888L 製品情報

これだよこれ!ネットワークAV機器としては、DivXなどのファイルを再生できるMediaWizの類が普及していたが、録画の方、つまり映像ソースをネットワークに流せる機器はこれまでになかった。もちろん、PCを使って構築すれば可能なのだけど、家電感覚で使えてなおかつPCと親和性のよいものがなかったのだ。
この製品は、映像ソース(TV/外部入力)をMPEG-2ストリームとしてhttpで配信してくれるものだ。ネットワーク機器としては理想的な形態といえる。

だって、例えばMediaWizと組み合わせれば、TVアンテナのないところにTVを設置して見ることができるかもしれない(意味あるかどうかは謎だけど)。画質を気にしなければ、無線LANとノートPCで「どこでもTV」を実現することだってできるらしい。頑張ってルータを超えれば世界中どこからでも自分の家のTVが見られるかもしれない。更に頑張れば、玄箱でスケジュールを管理してPCレス自動録画なんてこともできそうだ。ストリーム配信されてるのだから録画も簡単、httpで引っ張ってくるだけである。ここの情報によると、

http://[IP Address]:8001/stream.mpg?enc=[Quality:0..2]&src=[Ch:0..16]

を引っ張ってくるだけでよいそうだ。

こうやって、疎結合で組み合わせを自在に考えられるのが、ネットワークアプライアンス製品の魅力だと思う。中には独自プロトコルでがんじがらめになっている製品も存在するが(そしてそういう製品で苦労してたりもするんだけど)、最近のネットワーク機器はオープンプロトコルで自由に繋げられるものが多い。カーネルの奥深くに結びついていて容易にドライバ開発のできないUSB機器との大きな違いである。USB機器は1対1の使い方しかできないし。
オープンプロトコルであるということは、つまりWindowsだろうがMacだろうがLinuxだろうが、はたまたとっても変わったOSだろうが、接続性という点では変わらないということを意味する。これまでのアプリケーションの世界ではOSが偉かったのが、オープンプロトコルになった途端に偉いのはプロトコルだってことになる。そもそも計算機なんてできることは似たり寄ったりなんだから、実はOSの差異なんて本質的なものじゃないって思うんだけど。

このDNT-888L、検索してみると初期ファームのデキに皆さん苦労しているようだし、またMPEG-2ストリームというのも現代的ではないように思う(DivXやXviDみたいなCODECだったらずっとネットワーク負荷を下げられるしね。ハードウェアエンコーダでリアルタイムに処理できたら理想だ)。まだまだ過渡期の製品なのだろうが、今後の成長が楽しみである。

投稿者 shig : 2005年10月23日 02:28 | トラックバック
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